豊かな緑と水・太陽の恵みがいっぱいのここ大阪能勢町上杉に宝島はあります。19年前に上杉の皆様をはじめ多くのボランティアの皆様のご協力と支援に支えられ、宝島はスタートしました。その後、自閉症・知的障害などのハンディキャップを持った仲間の作業所・宝島企画と自立支援寮での暮らしも13年目を迎え、その子供たちも成人した顔を見ると過ぎた歳月の重みを感じます。
現在、自立支援寮はグループホーム宝島(スバル1・スバル2)として国の施策の素産経新聞厚生文化事業団のバックアップをいただき、また同事業団の運営施設である三恵園が宝島のバックアップ施設として多大な支援を受け生活面においては恵まれた運営をさせていただいております。
宝島の思いを少しでもご理解いただけましたでしょうか。人として生かさせるとき、だれにも何らかのハンディキャップは与えられていると思います。でも、一人でも生きていくのがとても難しいなら家族だけでなく多くの支えあいがみんなの幸せに結びつくと信じています。
2003年3月 中幸男・中恵子